
カウンセリングとコーチングの
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Q&A
1. コーチングとカウンセリングのどちらを受けようか迷っています。違いを教えてください。
両者には共通する部分も、異なる部分もあります。明確に区別することは難しいのですが、私は次のように考えています。共通点としては「対話を通して人をサポートすること」です。また関わり方として、コーチもカウンセラーもサポート役であり、主体はクライアントであるという点です。一方、相違点は目的・方法・セッションを提供する人に分けて考えると分かりやすいかと思います。
【コーチング】
目的:目標達成・自己実現
方法:将来のありたい姿に焦点をあてながら、質問を通してクライアントが自分の中にある答え
を見つけ出せるように関わる。
提供する人:コーチ
効果的なテーマ:目標がはっきりしているテーマの方が効果が出やすい
・転職したい
・起業したい
・何かに挑戦したいが、どこから始めたらよいか分からない など
【カウンセリング】
目的:精神的・心理的な問題の解決
方法:現在の悩みに影響を与えている過去の出来事にフォーカスし、クライアントが主体的に問
題を解決していけるように関わる。
提供する人:カウンセラー
テーマ:過去の経験や感情に向き合うことに関わるテーマ
・不安や不調があるので、なんとかしたい
・もやもやしているので現状を整理したい
・生きづらさをなくしたい など
セッションを選ぶ際の注意点として、心理的に不安定さがある時には、未来志向のコーチングを利用することで心理的不安定さが増してしまうことがあります。その際には、カウンセリングの利用や、場合によっては医療機関の受診をお勧めすることがあります。
2.Connect with で受けられるセッションの特徴は何ですか?
過去の出来事や心理的な悩みにフォーカスする心理学的アプローチと、将来の「ありたい姿」を考え、そこへ向かうプロセスと行動にフォーカスするコーチングアプローチの両方が大切だと考えています。話を聴いてもらうだけではない、また理想に向かって行動していくだけではない、1人1人の方に合わせたセッションを行うことで、問題解決や目標達成が可能になると考えています。
実際、最初はカウンセリングを利用されていた方が、途中から「具体的に転職について考えたい」とおっしゃりコーチングに切り替える方もいらっしゃいます。また、コーチングの枠で予約された方で、まずは心のコンディションを整えたいということで、カウンセリングから利用をはじめた方もいらっしゃいます。ぜひ初回セッションで、どのようなことを扱いたいのか、どんな関わりをして欲しいのかお聞かせください。
3.初回セッションの進め方について教えてください。
まずは自己紹介を含めて初回セッションについて、私から簡単にご説明いたします。それからセッションに入り、しっかりお話を伺います。具体的には、セッションを受けようと思ったきっかけ、今の状況や気持ちなど。最後に、今後どうしていきたいか、セッションでどんなことをすると良い方向に向かっていけるのかを一緒に話し合っていきます。
時間配分については、次のような流れを目安にしてください。
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はじめの10分 ー 自己紹介、セッションについての説明など。
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セッション(30分)ー 話したいテーマに沿って、セッションを行う。
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まとめ(10分)ー セッションの振り返りを行う。
初回のセッションで、すべてを整理して話していただく必要はありません。
まずは、今の気持ちをそのまま話してください。
4.セッションはどのくらいの頻度で受けるのが良いですか?
個々の事情やセッションのテーマによっても変わってきますが、まずは無理のない範囲でのご利用をいただきたいと思っています。そのうえで、セッションの効果を実感していただくために、まずは3ヶ月間、2週間に1回のペースをお勧めしています。
5.話したいことがまとまっていないのですが、大丈夫ですか?
はじめてセッションを受ける場合は、不安や緊張で、自分の思いや気持ちをうまく言葉にできないことは自然なことだと思います。無理にうまく話そう、まとまった話をしようと思う必要はありません。まずは、セッションの中で、今の気持ちや考えにぴったり合う言葉を探しながらご自身のペースで話してください。
6.カウンセリングでは話を聞いてもらうだけで、アドバイスはもらえないと聞きました。セッションの中でアドバイスをしてもらうことは可能ですか?
基本的に、カウンセリングセッションではお話を聴く(傾聴する)ことが中心になります。ただ相談の内容によっては、アドバイスをすることもあります。たとえば、「気持ちに波があり、仕事に集中できない」といった相談の場合、心理療法で用いる課題(ワーク)を提案させていただくことがあります。また、「父親が認知症かもしれないが、遠くに住んでいるためどうしたらいいか分からない」といった相談の場合は、地域で相談できる機関をご案内する場合もあります。まずは、どのようなアドバイスを求めているのかを含めて、どういう関わりをして欲しいのかお聞かせください。
7.海外生活(言葉や文化の違い、人間関係など)について相談できますか?
はい。東南アジア2ヶ国、北米で約10年の滞在経験があり、現地では在外日本大使館で日本人の方々のメンタルサポートの経験もあります。言葉や文化の違いによるストレス、現地での人間関係による辛さ、また身近に相談できる人がいない孤独感など、日本では経験することがなかったことがあるかもしれません。オンラインカウンセリングは、世界中どこからでもご利用いただけます。1人で抱え込まずに、ご相談ください。
